進歩と調和 2019 4 6
ハリウッド映画を見ていて、
私は、時々、思うことがあります。
宇宙を支配する法則は、進歩と調和である。
進歩を求めすぎて破滅を招いてしまった星もあれば、
調和を求めすぎて停滞を招いしてしまった星もある。
地球の歴史を見てみましょう。
19世紀までは、「停滞」の歴史だったと言えるでしょう。
しかし、20世紀になると、
急激に科学技術が発達して、
人々の暮らしを豊かにするとともに、
「破滅」も招いてしまったと言えます。
20世紀は、「戦争の世紀」であると同時に、
地球そのものを破壊する兵器まで作り出してしまったのです。
では、21世紀は、再び、「停滞の時代」へ戻っていくのか。
いや、たった一個の発明が「世界」をひっくり返してしまう時代となるでしょう。
ハリウッド映画では、高度な科学技術を持った宇宙人が、
地球にやってきたところ、
地球人は、まるで原始人のように驚き、恐れるというように描かれていますが、
21世紀において、驚異的に科学技術が発達して、
地球の科学技術が全宇宙の技術を超えてしまったということがあり得るでしょう。
たった一個の発明が「宇宙」をひっくり返してしまう時代になるかもしれません。
しかし、そこに「調和」を忘れた人類の姿があります。
進歩を求めすぎて破滅を招いてしまった星があるでしょう。
はたして、人類の歴史は、エジプトのピラミッドの時代から始まっているのか。
いや、人類の過去には、非常に高度な文明があったのではないのか。
進歩と調和を同時に達成することは、もはや「神の領域」なのか。
しかし、それでも進歩と調和を同時に求めなければならない。
停滞したくないと同時に、破滅もしたくないからです。